現代では、「情報」そのものに価値があると考えられており、「データ」や「情報」は「21世紀の石油」とも言われています。
そのように価値を持つ「情報」が「メディア」を通じて流通する社会を「情報化社会(または情報社会)と呼ばれています。

情報化社会の特徴など

 現代の情報化社会では、「ソーシャルメディア」と呼ばれる、「SNS (Social Networking Service)」が多く用いられることが特徴です。
「SNS」は基本的に、一方向に情報を伝達する「マスメディア」と異なり、ネット上で双方向に情報を交換するメディアです。

 また、掲示板などの一般ユーザーが書き込みをしたり、画像を投稿したりしてコンテンツができていくメディアは「CGM (Consumer Gererated Media) 」と呼ばれます。

 さらに、SNSで自分の意見を発信した際、自分と似た意見が返ってくる状況のことを「エコーチェンバー」と呼びます。これは、閉じた部屋で音が反響する現象から名付けられています。そのような状況下で、同じ思想や嗜好を持つ人々がインターネット上で強烈に結びつき、異なる意見を排除するような閉鎖的で過激なコミュニティを形成する減少を「サイバーカスケード」と呼びます。