まいにち診断士 2022/01/31

【2次試験対策】

本日は、事例Ⅳ でおなじみの「効率性分析」です。

「日清食品 HD」と「東洋水産」の有形固定資産回転率を計算してみます。

問題

「日清食品 HD」と「東洋水産」の2021年度の有価証券報告書によれば、それぞれの「売上高」、「有形固定資産」および 有形固定資産中の「建設仮勘定」は以下のとおりであった。なお、「有形固定資産」および 有形固定資産中の「建設仮勘定」は期首と期末の平均値である。

(日清食品 HD)売上高:5061億700万円、有形固定資産:2485億9900万円、建設仮勘定:84億2050万円
(東洋水産)売上高:4175億1100万円、有形固定資産:1570億5950万円、建設仮勘定:77億7150万円

上記条件内で「有形固定資産回転率」を計算し、その値のみで、どちらの効率性が高いか判断せよ。








答え

(日清食品 HD)5061.07 / (2485.99 ー 84.2050) ≒  2.11(回)

(東洋水産)4175.11 / (1570.595 ー 77.715) ≒  2.80(回)

よって「東洋水産」の方が「有形固定資産回転率」のみから見た場合、その値が高いため、効率性が高い。



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