まいにち診断士 2022/03/03

【2次試験対策】

本日は、事例Ⅳ でおなじみの「収益性分析」です。

「ANA ホールディングス」と「日本航空」の売上高経常利益率を計算してみます。

問題

 「ANA ホールディングス」と「日本航空」の2021年度の有価証券報告書によれば、それぞれの「経常利益」と「売上高」は以下のとおりであった。

所与の条件内で「売上高経常利益率」を計算し、その値のみで、どちらの収益性が高いか判断せよ。

(ANA ホールディングス)経常利益:ー4513億5500万円、売上高:7286億8300万円
(日本航空)経常利益:ー4040億7800万、売上高:4812億2500万円







答え

(ANA ホールディングス)ー4513.55/7286.83 x 100 ≒ ー61.94(%)

(日本航空)ー4040.78/4812.25 ≒ ー83.97(%)

よって「ANA ホールディングス」の方が「売上高経常利益率」のみから見た場合、その値が高いため、収益性が高い。


どちらも、大幅な赤字となっており本当に大変ですね。

ちなみにですが、営業利益については以下のとおりでした。

(ANA ホールディングス)営業利益:-4647億7400万円
(日本航空)営業利益:-3904億1400万円

日本航空は、営業利益よりも経常利益の赤字額が大きくなっており、本業以外でも苦戦していますね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です