まいにち診断士 2022/04/07

【2次試験対策】

本日は、事例Ⅳ でおなじみの「安全性分析」です。

「積水ハウス」と「大和ハウス工業」の流動比率を計算してみます。

問題

 「積水ハウス」と「大和ハウス工業」の2020年度の有価証券報告書によれば、それぞれの「流動資産」と「流動負債」は以下のとおりであった。

(積水ハウス)流動資産:1,780,711(百万円)、流動負債:835,763(百万円)
(大和ハウス工業)流動資産:2,354,364(百万円)、流動負債:1,278,858(百万円)

「流動比率」を計算し、その値のみで、どちらの安全性が高いか判断せよ。



答え

(積水ハウス)1,780,711/835,763 x 100 ≒ 213.06(%)

(大和ハウス工業)2,354,364/1,278,858 x 100 ≒ 184.10(%)

よって「積水ハウス」の方が「流動比率」のみから見た場合、その値が高い( ≒ 短期的な支払い能力が高い)ため安全性が高い。

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