まいにち診断士 2022/05/24

【2次試験対策】

本日は、事例Ⅳ でおなじみの「収益性分析」です。


「東日本旅客鉄道(JR東日本)」と「西日本旅客鉄道(JR西日本)」の売上高経常利益率を計算してみます。

問題

「JR東日本」と「JR西日本」の2020年度の有価証券報告書によれば、それぞれの「売上高」および「経常利益」は以下のとおりであった。

(JR東日本)売上高:1,764,584(百万円)、経常利益:ー579,798(百万円)

(JR西日本)売上高:898,172(百万円)、経常利益:ー257,367(百万円)

上記条件内で「売上高経常利益率」を計算し、その値のみで、どちらの収益性が高いか判断せよ。

答え

(JR東日本)ー579,798/1,764,584 x 100 ≒ ー32.86(%)

(JR西日本)ー257,367/898,172 x 100 ≒ 28.65(%)

よって「JR西日本」の方が「売上高経常利益率」のみから見た場合、その値が高いため、収益性が高い。

ちなみに、以前に計算した売上高営業利益率については以下のようになっていました。

(JR東日本) -29.49(%)

(JR西日本)-27.34(%)

よって、本業以外についてもどちらも苦戦しているようですね。

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