まいにち診断士 2022/07/03

【2次試験対策】

本日は、事例Ⅳ でおなじみの「効率性分析」です。

ドラッグストア業界から「ウエルシアHD」と「ツルハHD」の有形固定資産回転率を計算してみます。

問題

「ウエルシアHD」と「ツルハHD」の 2020年度の有価証券報告書によれば、それぞれの「売上高」、「有形固定資産」は以下のとおりであった。なお、「有形固定資産」は建設仮勘定を除いた、期首と期末の平均値である。

(ウエルシアHD)
売上高:949,652(百万円)
有形固定資産:142,070(百万円)

(ツルハHD)
売上高:919,303(百万円)
有形固定資産:66,834(百万円)

上記条件内で「有形固定資産回転率」を計算し、その値のみで、どちらの効率性が高いか判断せよ。

答え

(ウエルシアHD)949,652/142,070 ≒ 6.68(回)

(ツルハHD)919,303/66,834 ≒ 13.76(回)

よって「ツルハHD」の方が「有形固定資産回転率」のみから見た場合、その値が高いため、効率性が高い。
この指標には差があると言ってよさそうですね。

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