まいにち診断士 2022/07/27

【2次試験対策】

本日は、事例Ⅳ でおなじみの「収益性分析」です。

腕時計業界から「シチズン時計」と「セイコーHD」の売上高販管費率を計算してみます。

問題

「シチズン時計」と「セイコーHD」の2021年度の有価証券報告書によれば、それぞれの「売上高」と「販売費及び一般管理費」は以下のとおりであった。

(シチズン時計)
売上高:281,417(百万円)
販売費及び一般管理費:84,565(百万円)

(セイコーHD)
売上高:237,382(百万円)
販売費及び一般管理費:90,408(百万円)

「売上高販管費率」を計算し、その値のみで、どちらの収益性が高いか判断せよ。

答え

(シチズン時計)84,565 / 281,417 x 100 ≒ 30.05(%)


(セイコーHD)90,408 / 237,382 x 100 ≒ 38.09(%)


よって「シチズン時計」の方が「売上高販管費率」のみから見た場合、その値が低いため、収益性が高い。

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