まいにち診断士 2022/09/02

【2次試験対策】

本日は、事例Ⅳ でおなじみの「効率性分析」です。

筆記具業界から「パイロットコーポレーション」と「三菱鉛筆」の有形固定資産回転率を計算してみます。

問題

「パイロットコーポレーション」と「三菱鉛筆」の 2021年度の有価証券報告書によれば、それぞれの「売上高」、「有形固定資産」は以下のとおりであった。なお、「有形固定資産」は建設仮勘定を除いた、期首と期末の平均値である。

(パイロットコーポレーション)
売上高:103,057(百万円)
有形固定資産:26,938(百万円)

(三菱鉛筆)
売上高:61,894(百万円)
有形固定資産:22,020(百万円)

上記条件内で「有形固定資産回転率」を計算し、その値のみで、どちらの効率性が高いか判断せよ。

答え

(パイロットコーポレーション)
103,057/26,938 ≒ 3.83(回)

(三菱鉛筆)
61,894/22,020 ≒ 2.81(回)

よって「パイロットコーポレーション」の方が「有形固定資産回転率」のみから見た場合、その値が高いため、効率性が高い。

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