まいにち診断士 2022/09/05

【2次試験対策】

本日は、事例Ⅳ でおなじみの「収益性分析」です。

建設機械業界から「小松製作所」と「日立建機」の売上高販管費率を計算してみます。

問題

「小松製作所」と「日立建機」の2021年度の有価証券報告書によれば、それぞれの「売上高」と「販売費及び一般管理費」は以下のとおりであった。

(小松製作所)
売上高:2,802,323(百万円)
販売費及び一般管理費:464,040(百万円)

(日立建機)
売上高:1,024,961(百万円)
販売費及び一般管理費:186,470(百万円)

上記条件内で「売上高販管費率」を計算し、その値のみで、どちらの収益性が高いか判断せよ。

答え

(小松製作所)
464,040 / 2,802,323 x 100 ≒ 16.56(%)

(日立建機)
186,470 / 1,024,961 x 100 ≒ 18.19(%)


よって「小松製作所」の方が「売上高販管費率」のみから見た場合、その値が低いため、収益性が高い。

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