まいにち診断士 2022/10/13

【2次試験対策】

本日は、事例Ⅳ でおなじみの「収益性分析」です。

リユース(中古)業界から「ブックオフHD」と「メルカリ」の売上高総利益率を計算してみます。

問題

「ブックオフHD」と「メルカリ」の有価証券報告書によれば、それぞれの「売上高」および「売上総利益」は以下のとおりであった。

(ブックオフHD:2022年5月)
売上高:91,538(百万円)
売上総利益:54,212(百万円)

(メルカリ:2022年6月)
売上高:147,049(百万円)
売上総利益:95,143(百万円)

上記条件内で「売上高総利益率」を計算し、その値のみで、どちらの収益性が高いか判断せよ。

答え

(ブックオフHD)
54,212/ 91,538 x 100 ≒ 59.22(%)

(メルカリ)
95,143/147,049 x 100 ≒  64.70(%)

よって「メルカリ」の方が「売上高総利益率」のみから見た場合、その値が高いため、収益性が高い。

ちなみに、
売上高売上原価率 + 売上高総利益率(粗利率)= 100% となるので、

「売上高売上原価率」については、それぞれ以下のようになりますね。

(ブックオフHD)40.78(%)
(SGホールディングス)35.30(%)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です