まいにち診断士 2022/11/14

【2次試験対策】

本日は、事例Ⅳ でおなじみの「収益性分析」です。

ファストフード業界から「日本マクドナルドHD」と「日本KFCHD」の売上高総利益率を計算してみます。

問題

「日本マクドナルドHD(以下 マクドナルド)」と「日本KFCHD(以下 ケンタッキー)」の有価証券報告書によれば、それぞれの「売上高」および「売上総利益」は以下のとおりであった。

(マクドナルド:2021年12月)
売上高:317,695(百万円)
売上総利益:63,429(百万円)

(ケンタッキー:2022年3月)
売上高:97,520(百万円)
売上総利益:40,909(百万円)

上記条件内で「売上高総利益率」を計算し、その値のみで、どちらの収益性が高いか判断せよ。

答え

(マクドナルド)
63,429/ 317,695 x 100 ≒ 19.97(%)

(ケンタッキー)
40,909/97,520 x 100 ≒  41.95(%)

よって「ケンタッキー」の方が「売上高総利益率」のみから見た場合、その値が高いため、収益性が高い。

ずいぶん差があるようにみえますね。

ちなみに、
売上高売上原価率 + 売上高総利益率(粗利率)= 100% となるので、

「売上高売上原価率」については、それぞれ以下のようになりますね。

(マクドナルド)80.03(%)
(ケンタッキー)58.05(%)

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