まいにち診断士 2021/12/27
【2次試験対策】
本日は、事例Ⅳ でおなじみの「収益性分析」です。
「トヨタ自動車」と「本田技研工業」の売上高販管費率を計算してみます。
問題
「トヨタ自動車」と「本田技研工業」の2020年度の有価証券報告書によれば、それぞれの「売上高」と「販売費及び一般管理費」は以下のとおりであった。
(トヨタ自動車)売上高:27兆2145億円、販売費及び一般管理費:2兆6346億2500万円
(本田技研工業)売上高:13兆1705億円、販売費及び一般管理費:1兆3317億2800万円
「売上高販管費率」を計算し、その値のみで、どちらの収益性が高いか判断せよ。
答え
(トヨタ自動車)2.634625/27.2145 x 100 ≒ 9.68(%)
(本田技研工業)1.331728/13.1705 x 100 ≒ 10.11(%)
よって「トヨタ自動車」の方が「売上高販管費率」のみから見た場合、その値が低いため、収益性が高い。