まいにち診断士 2022/01/20
【2次試験対策】
本日は、事例Ⅳ でおなじみの「安全性分析」です。
「日清食品 HD」と「東洋水産」の自己資本比率を計算してみます。
問題
「日清食品 HD」と「東洋水産」の2021年度の有価証券報告書によれば、それぞれの「総資産」と「株主資本」は以下のとおりであった。
(日清食品 HD)総資産:6635億3000万円、株主資本: 3840億1600万円
(東洋水産)総資産:4260億7100万円、株主資本:3314億5900万円
上記条件内で「自己資本比率」を計算し、その値のみで、どちらの安全性が高いか判断せよ。
答え
(日清食品 HD)3840.16/6635.30 x 100 ≒ 57.87(%)
(東洋水産)3314.59/4260.71 x 100 ≒ 77.79(%)
よって「東洋水産」の方が「自己資本比率」のみから見た場合、その値が高いため、安全性が高い。
株主資本はほぼ同じですが、総資産の違いから自己資本比率は差がついていますね。