まいにち診断士 2022/01/29
【2次試験対策】
本日は、事例Ⅳ でおなじみの「収益性分析」です。
「日清食品 HD」と「東洋水産」の売上高総利益率を計算してみます。
問題
「日清食品 HD」と「東洋水産」の2021年度の有価証券報告書によれば、それぞれの「売上高」および「売上総利益」は以下のとおりであった。
(日清食品 HD)売上高:5061億700万円、売上総利益:1817億5600万円
(東洋水産)売上高:4175億1100万円、売上総利益:1652億5000万円
上記条件内で「売上高総利益率」を計算し、その値のみで、どちらの収益性が高いか判断せよ。
答え
(日清食品 HD)1817.56/5061.07 x 100 ≒ 35.91(%)
(東洋水産)1652.5/4175.11 x 100 ≒ 39.58(%)
よって「東洋水産」の方が「売上高総利益率」のみから見た場合、その値が高いため、収益性が高い。
同じ30%台ではありますが、利益率を1ポイントでも上げるには相当な苦労が必要ですよね。。