まいにち診断士 2022/02/03
【2次試験対策】
本日は、事例Ⅳ でおなじみの「収益性分析」です。
「武田薬品工業」と「アステラス製薬」の売上高営業利益率を計算してみます。
問題
「武田薬品工業」と「アステラス製薬」のの2021年度の有価証券報告書によれば、それぞれの「売上高」と「営業利益」は以下のとおりであった。
(武田薬品工業)売上高: 3兆1978億円、営業利益:5092億6900万円
(アステラス製薬)売上高:1兆2495億円、営業利益:1360億5100万円
「売上高営業利益率」を計算し、その値のみで、どちらの収益性が高いか判断せよ。
答え
(武田薬品工業)5092.69/31978 x 100 ≒ 15.93(%)
(アステラス製薬)1360.51/12495 x 100 ≒ 10.89(%)
よって「武田薬品工業」の方が「売上高営業利益率」のみから見た場合、その値が高いため、収益性が高い。
「武田薬品工業」の方が、「売上高」と「売上高営業利益率」の両方が高いですね。