まいにち診断士 2022/02/15
【2次試験対策】
本日は、事例Ⅳ でおなじみの「効率性分析」です。
「武田薬品工業」と「アステラス製薬」の売上債権回転率を計算してみます。
問題
「武田薬品工業」と「アステラス製薬」の2021年度の有価証券報告書によれば、それぞれの「売上債権」と「売上高」は以下のとおりであった。
所与の条件内で「売上債権回転率」を計算し、その値のみで、どちらの効率性が高いか判断せよ。
(武田薬品工業)売上債権:7830億円、売上高:3兆1978億円
(アステラス製薬)売上債権:3431億円、売上高:1兆2495億円
答え
(武田薬品工業)31978/7830 ≒ 4.08(回)
(アステラス製薬)12495/3431 ≒ 3.64(回)
よって「武田薬品工業」の方が「売上債権回転率」のみから見た場合、その値が高い( ≒ 売上債権が短期間で回収できている)ため、効率性が高い。