まいにち診断士 2022/02/18
【2次試験対策】
本日は、事例Ⅳ でおなじみの「収益性分析」です。
「小林製薬」と「エステー」の売上高売上原価率を計算してみます。
問題
「小林製薬」と「エステー」の2021年度の有価証券報告書によれば、それぞれの「売上高」および「売上原価」は以下のとおりであった。
(小林製薬)売上高:1552億5200万円、売上原価:664億7800万円
(エステー)売上高:496億7373万円、売上原価:283億5774万円
上記条件内で「売上高売上原価率」を計算し、その値のみで、どちらの収益性が高いか判断せよ。
答え
(小林製薬)664.78 / 1552.52 x 100 ≒ 42.82(%)
(エステー)283.5774/496.7373 x 100 ≒ 57.09(%)
よって「小林製薬」の方が「売上高売上原価率」のみから見た場合、その値が低いため、収益性が高い。
小林製薬の方が、売上の規模も大きいですね。