まいにち診断士 2022/03/14
【2次試験対策】
本日は、事例Ⅳ でおなじみの「収益性分析」です。
「カーブス HD(カーブス)」と「Fast Fitness Japan(エニタイムフィットネス)」の売上高販管費率を計算してみます。
問題
「カーブス HD(カーブス)」と「Fast Fitness Japan(エニタイムフィットネス)」の2020年度の有価証券報告書によれば、それぞれの「売上高」と「販売費及び一般管理費」は以下のとおりであった。
(カーブス HD)売上高:246億8100万円、販売費及び一般管理費:87億8070万円
(Fast Fitness Japan)売上高:111億6380万円、販売費及び一般管理費:22億3973万円
「売上高販管費率」を計算し、その値のみで、どちらの収益性が高いか判断せよ。
答え
(カーブス HD)87.807 / 246.81 x 100 ≒ 35.58(%)
(Fast Fitness Japan)22.3973 / 111.638 x 100 ≒ 20.06(%)
よって「Fast Fitness Japan」の方が「売上高販管費率」のみから見た場合、その値が低いため、収益性が高い。
ここでは、比較的大きな差がついていますね。
昨日計算した、「売上高売上原価率」はほぼ同じでしたので、この「売上高販管費率」の差が「売上高営業利益率」の差と言えそうです。