まいにち診断士 2022/03/15
【2次試験対策】
本日は、事例Ⅳ でおなじみの「収益性分析」です。
「カーブス HD(カーブス)」と「Fast Fitness Japan(エニタイムフィットネス)」の売上高経常利益率を計算してみます。
問題
「カーブス HD(カーブス)」と「Fast Fitness Japan(エニタイムフィットネス)」の2020年度の有価証券報告書によれば、それぞれの「経常利益」と「売上高」は以下のとおりであった。
所与の条件内で「売上高経常利益率」を計算し、その値のみで、どちらの収益性が高いか判断せよ。
(カーブス HD)経常利益:17億1682万円 、売上高:246億8100万円
(Fast Fitness Japan)経常利益:22億5565万円、売上高:111億6380万円
答え
(カーブス HD)17.1682/246.81 x 100 ≒ 6.96(%)
(Fast Fitness Japan)22.5565/111.638 ≒ 20.21(%)
よって「Fast Fitness Japan」の方が「売上高経常利益率」のみから見た場合、その値が高いため、収益性が高い。
ちなみに前に計算した、売上高営業利益率については以下のとおりでした。
(カーブス HD)売上高営業利益率:6.57(%)
(Fast Fitness Japan)売上高営業利益率:20.55(%)
ほぼ同じですね。