まいにち診断士 2022/03/21

【2次試験対策】

本日は、事例Ⅳ でおなじみの「安全性分析」です。

「カーブス HD(カーブス)」と「Fast Fitness Japan(エニタイムフィットネス)」の当座比率を計算してみます。

問題

「カーブス HD(カーブス)」と「Fast Fitness Japan(エニタイムフィットネス)」の2020年度の有価証券報告書によれば、それぞれの「売上債権」、「現金及び預金」、および「流動負債」は以下のとおりであった。

(カーブス HD)売上債権:38億5745万円、現金及び預金:97億6007万円、流動負債:89億2987万円
(Fast Fitness Japan)売上債権:11億5931万円、現金及び預金:93億3346万円、流動負債:48億5308万円

上記条件内で「当座比率」を計算し、その値のみで、どちらの安全性が高いかを判断せよ。




答え

(カーブス HD)(38.5745 + 97.6007)/ 89.2987 x 100 ≒ 152.49(%)

(Fast Fitness Japan)(11.5931 + 93.3346)/ 48.5308 x 100 ≒ 216.21(%)


よって「Fast Fitness Japan」の方が「当座比率」のみから見た場合、その値が高い( ≒ 借入の返済に十分な資金が用意されている)ため安全性が高い。


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