まいにち診断士 2022/05/07
【2次試験対策】
本日は、事例Ⅳ でおなじみの「収益性分析」です。
「リンナイ」と「ノーリツ」の売上高売上原価率を計算してみます。
問題
「リンナイ」と「ノーリツ」の2019年度の有価証券報告書によれば、それぞれの「売上高」および「売上原価」は以下のとおりであった。
(リンナイ)売上高:340,460(百万円)、売上原価:227,885(百万円)
(ノーリツ)売上高:208,396(百万円)、売上原価:143,935(百万円)
上記条件内で「売上高売上原価率」を計算し、その値のみで、どちらの収益性が高いか判断せよ。
答え
(リンナイ)227,885 / 340,460 x 100 ≒ 66.93(%)
(ノーリツ)143,935/208,396 x 100 ≒ 69.07(%)
よって「リンナイ」の方が「売上高売上原価率」のみから見た場合、その値が低いため、収益性が高い。
ちなみに、
売上高売上原価率 + 売上高総利益率(粗利率)= 100% となるので、
売上高総利益率については、それぞれ以下のようになりますね。
(リンナイ)33.07(%)
(ノーリツ)30.93(%)