まいにち診断士 2022/06/17
【2次試験対策】
本日は、事例Ⅳ でおなじみの「安全性分析」です。
「東宝」と「東映」の流動比率を計算してみます。
問題
「東宝」と「東映」の 2020年度の有価証券報告書によれば、それぞれの「流動資産」と「流動負債」は以下のとおりであった。
(東宝)流動資産:184,028(百万円)、流動負債:39,473(百万円)
(東映)流動資産:106,571(百万円)、流動負債:46,747(百万円)
「流動比率」を計算し、その値のみで、どちらの安全性が高いか判断せよ。
答え
(東宝)184,028/39,473 x 100 ≒ 466.21(%)
(東映)106,571/46,747 x 100 ≒ 227.97(%)
よって「東宝」の方が「流動比率」のみから見た場合、その値が高い( ≒ 短期的な支払い能力が高い)ため安全性が高い。
この指標は、差が大きいと言ってよさそうですね。