まいにち診断士 2022/06/22
【2次試験対策】
本日は、事例Ⅳ でおなじみの「効率性分析」です。
「東宝」と「東映」の有形固定資産回転率を計算してみます。
問題
「東宝」と「東映」の 2020年度の有価証券報告書によれば、それぞれの「売上高」、「有形固定資産」は以下のとおりであった。なお、「有形固定資産」は建設仮勘定を除いた、期首と期末の平均値である。
(東宝)売上高:191,948(百万円)、有形固定資産:149,390(百万円)
(東映)売上高:107,648(百万円)、有形固定資産:88,879(百万円)
上記条件内で「有形固定資産回転率」を計算し、その値のみで、どちらの効率性が高いか判断せよ。
答え
(東宝)191,948/149,390 ≒ 1.28(回)
(東映)107,648/88,879 ≒ 1.21(回)
よって「東宝」の方が「有形固定資産回転率」のみから見た場合、その値が高いため、効率性が高い(と言っても、ほぼ同じですね)。