まいにち診断士 2022/07/07
【2次試験対策】
本日は、事例Ⅳ でおなじみの「収益性分析」です。
Jリーグから「川崎フロンターレ」と「ガンバ大阪」の売上高経常利益率を計算してみます。
問題
「川崎フロンターレ」と「ガンバ大阪」の2022年1月期の決算書によれば、それぞれの「売上高」および「経常利益」は以下のとおりであった。
(川崎フロンターレ)
売上高:6,982(百万円)
経常利益:596(百万円)
(ガンバ大阪)
売上高:5,179(百万円)
経常利益:82(百万円)
上記条件内で「売上高経常利益率」を計算し、その値のみで、どちらの収益性が高いか判断せよ。
答え
(川崎フロンターレ)596/6,982 x 100 ≒ 8.54(%)
(ガンバ大阪)82/5,179 x 100 ≒ 1.58(%)
よって「川崎フロンターレ」の方が「売上高経常利益率」のみから見た場合、その値が高いため、収益性が高い。
ちなみに、以前に計算した売上高営業利益率については以下のようになっていました。
(川崎フロンターレ)7.98(%)
(ガンバ大阪)▲0.52(%)
よって、どちらも本業以外で収益があるようですね。