まいにち診断士 2022/09/13
【2次試験対策】
本日は、事例Ⅳ でおなじみの「効率性分析」です。
建設機械業界から「小松製作所」と「日立建機」の棚卸資産回転率を計算してみます。
問題
「小松製作所」と「日立建機」の2021年度の有価証券報告書によれば、それぞれの「売上高」と「棚卸資産」は以下のとおりであった。
(小松製作所)
売上高:2,802,323(百万円)
棚卸資産:988,011(百万円)
(日立建機)
売上高:1,024,961(百万円)
棚卸資産:368,267(百万円)
「棚卸資産回転率」を計算し、その値のみで、どちらの効率性が高いかを判断せよ。
答え
(小松製作所)
2,802,323/988,011 ≒ 2.84(回転)
(日立建機)
1,024,961/368,267 ≒ 2.78(回転)
よって「小松製作所」の方が「棚卸資産回転率」のみから見た場合、その値が高いため効率性が高い。
と言っても、ほとんど同じですね。