まいにち診断士 2022/11/22
【2次試験対策】
本日は、事例Ⅳ でおなじみの「安全性分析」です。
ファストフード業界から「日本マクドナルドHD」と「日本KFCHD」の負債比率を計算してみます。
問題
「日本マクドナルド HD(以下 マクドナルド)」と「日本KFC HD(以下 ケンタッキー)」の有価証券報告書によれば、それぞれの「負債合計」および「自己資本」は以下のとおりであった。
(マクドナルド:2021年12月)
負債合計:65,890(百万円)
自己資本:194,222(百万円)
(ケンタッキー:2022年3月)
負債合計:21,011(百万円)
自己資本:26,750(百万円)
上記条件内で「負債比率」を計算し、その値のみで、どちらの安全性が高いか判断せよ。
答え
(マクドナルド)
65,890 / 194,222 x 100 ≒ 33.93(%)
(ケンタッキー)
21,011 / 26,750 x 100 ≒ 78.55(%)
よって「マクドナルド」の方が「負債比率」のみから見た場合、その値が低い(負債の返済余力が高い)ため、安全性が高い。
この指標には、差があると言って良さそうですね。
負債比率(%) = 負債 ÷ 自己資本 × 100 です。