まいにち診断士 2022/11/28

【2次試験対策】

本日は、事例Ⅳ でおなじみの「収益性分析」です。

ソーシャルゲーム業界から「MIXI」と「ガンホー・オンライン・エンターテイメント」の売上高総利益率を計算してみます。

問題

「MIXI(以下 ミクシィ)」と「ガンホー・オンライン・エンターテイメント(以下 ガンホー)」の有価証券報告書によれば、それぞれの「売上高」および「売上総利益」は以下のとおりであった。

(ミクシィ:2022年3月)
売上高:118,099(百万円)
売上総利益:88,580(百万円)

(ガンホー:2021年12月)
売上高:104,626(百万円)
売上総利益:61,059(百万円)

上記条件内で「売上高総利益率」を計算し、その値のみで、どちらの収益性が高いか判断せよ。

答え

(ミクシィ)
88,580/ 118,099 x 100 ≒ 75.00(%)

(ガンホー)
61,059/104,626 x 100 ≒  58.36(%)

よって「ミクシィ」の方が「売上高総利益率」のみから見た場合、その値が高いため、収益性が高い。

この指標には差があるようにみえますね。

ちなみに、
売上高売上原価率 + 売上高総利益率(粗利率)= 100% となるので、

「売上高売上原価率」については、それぞれ以下のようになりますね。

(ミクシィ)25.00(%)
(ケンタッキー)41.64(%)

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