まいにち診断士 2022/12/02
【2次試験対策】
本日は、事例Ⅳ でおなじみの「効率性分析」です。
ソーシャルゲーム業界から「MIXI」と「ガンホー・オンライン・エンターテイメント」の売上債権回転率を計算してみます。
問題
「MIXI(以下 ミクシィ)」と「ガンホー・オンライン・エンターテイメント(以下 ガンホー)」の有価証券報告書によれば、それぞれの「売上高」と「売上債権」は以下のとおりであった。
(ミクシィ:2022年3月)
売上高:118,099(百万円)
売上債権:11,580(百万円)
(ガンホー:2021年12月)
売上高:104,626(百万円)
売上債権:9,608(百万円)
上記条件内で「売上債権回転率」を計算し、その値のみで、どちらの効率性が高いか判断せよ。
答え
(ミクシィ)
118,099/11,580 ≒ 10.20(回)
(ガンホー)
104,626/9,608 ≒ 10.89(回)
よって「ガンホー」の方が「売上債権回転率」のみから見た場合、その値が高い( ≒ 売上債権が短期間で回収できている)ため、効率性が高い。
と言ってもほぼ同じと考えて良さそうですね。