まいにち診断士 2021/12/16
【2次試験対策】
本日は、事例Ⅳ でおなじみの「効率性分析」です。
「トヨタ自動車」と「本田技研工業」の総資本回転率を計算してみます。
問題
「トヨタ自動車」と「本田技研工業」の2020年度の有価証券報告書によれば、それぞれの「売上高」と「総資産」は以下のとおりであった。
(トヨタ自動車)売上高:27兆2145億円、総資産:62兆2671億円
(本田技研工業)売上高:13兆1705億円、総資産:21兆9210億円
「総資本回転率」を計算し、その値のみで、どちらの効率性が高いか判断せよ。
答え
(トヨタ自動車)27.2145/62.2671 ≒ 0.44(回)
(本田技研工業)13.1705/21.9210 ≒ 0.60(回)
よって「本田技研工業」の方が「総資本回転率」のみから見た場合、効率性が高い。