まいにち診断士 2021/12/17
【2次試験対策】
本日は、事例Ⅳ でおなじみの「安全性分析」です。
「トヨタ自動車」と「本田技研工業」の流動比率を計算してみます。
問題
「トヨタ自動車」と「本田技研工業」の2020年度の有価証券報告書によれば、それぞれの「流動資産」と「流動負債」は以下のとおりであった。
(トヨタ自動車)流動資産:22兆7768億円、流動負債:21兆4604億円
(本田技研工業)流動資産:7兆5790億円、流動負債:5兆7154億円
「流動比率」を計算し、その値のみで、どちらの安全性が高いか判断せよ。
答え
(トヨタ自動車)22.7768/21.4604 x 100 ≒ 106.13(%)
(本田技研工業)7.5790/5.7154 x 100 ≒ 132.61(%)
よって「本田技研工業」の方が「流動比率」のみから見た場合、安全性が高い。