プログラミングにおける関数

 プログラミングでは、作成するソフトウェアの規模に比例して、その記述(「ソースコード」と呼びます)量は増加します。その場合には、デバッグ(バグの除去)を容易にしたり、複数のプログラマーが見た場合にも理解しやすくするために、分かりやすく「ソースコード」を記述することが求められます。そこで「関数」と呼ばれるものを使用します。

関数

プログラミングにおける関数」とは、「ある処理のかたまり」です。

たとえば、プログラミング言語 python では以下のような記述で「関数」を定義します。

def 関数名(引数1, 引数2, …):
   [ 任意の処理 ]
   return 戻り値

・「def」 という部分が、関数を定義するという宣言です。ちなみに def は define(定義する)の略なので、そのままですね。
・「引数」とはその関数の処理で使用させたい、数値や配列などです。そのようなものが不要な場合は、 def 関数名( ) のように空でもOKです。
・「戻り値」とは、最終的にその関数の処理により得られた値(や配列など)を、文字通り戻すものです。

たとえば、関数を使用して長方形の面積を計算させたい場合は以下のようになります。



このように関数を定義しておけば、後々面積を計算する必要があった場合に改めてプログラムを記述することなく、def Cal_Area() を呼び出せばよいことになります。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

次の記事

データの尺度