まいにち診断士 2022/04/08
【2次試験対策】
本日は、事例Ⅳ でおなじみの「安全性分析」です。
「積水ハウス」と「大和ハウス工業」の固定比率を計算してみます。
問題
「積水ハウス」と「大和ハウス工業」の2020年度の有価証券報告書によれば、それぞれの「固定資産」および「純資産」は以下のとおりであった。
(積水ハウス)固定資産:845,150(百万円)、純資産:1,368,887(百万円)
(大和ハウス工業)固定資産:2,698,687(百万円)、純資産:1,893,504(百万円)
上記条件内で「固定比率」を計算し、その値のみで、どちらの安全性が高いか判断せよ。
答え
(積水ハウス)845,150 / 1,368,887 x 100 ≒ 61.74(%)
(大和ハウス工業)2,698,687 / 1,893,504 x 100 ≒ 142.52(%)
よって「積水ハウス」の方が「固定比率」のみから見た場合、その値が低いため、安全性が高い。
この値には、差があると言って良さそうですね。