まいにち診断士 2022/04/09
【2次試験対策】
本日は、事例Ⅳ でおなじみの「効率性分析」です。
「積水ハウス」と「大和ハウス工業」の総資本回転率を計算してみます。
問題
「積水ハウス」と「大和ハウス工業」の2020年度の有価証券報告書によれば、それぞれの「総資産」と「売上高」は以下のとおりであった。
(積水ハウス)総資産:2,625,861(百万円)、売上高:2,446,904(百万円)
(大和ハウス工業)総資産:5,053,052(百万円)、売上高:4,126,769(百万円)
上記条件内で「総資本回転率」を計算し、その値のみで、どちらの効率性が高いか判断せよ。
答え
(積水ハウス)2,446,904/2,625,861 ≒ 0.93(回)
(大和ハウス工業)4,126,769/5,053,052 ≒ 0.82(回)
よって「積水ハウス」の方が「総資本回転率」のみから見た場合、その値が高いため、効率性が高い。