まいにち診断士 2022/04/14
【2次試験対策】
本日は、事例Ⅳ でおなじみの「収益性分析」です。
「積水ハウス」と「大和ハウス工業」の売上高経常利益率を計算してみます。
問題
「積水ハウス」と「大和ハウス工業」の2020年度の有価証券報告書によれば、それぞれの「経常利益」と「売上高」は以下のとおりであった。
所与の条件内で「売上高経常利益率」を計算し、その値のみで、どちらの収益性が高いか判断せよ。
(積水ハウス)経常利益:184,697(百万円) 、売上高:2,446,904(百万円)
(大和ハウス工業)経常利益:337,830(百万円)、売上高:4,126,769(百万円)
答え
(積水ハウス)184,697/2,446,904 x 100 ≒ 7.55(%)
(大和ハウス工業)337,830/4,126,769 ≒ 8.19(%)
よって「大和ハウス工業」の方が「売上高経常利益率」のみから見た場合、その値が高いため、収益性が高い。
ちなみに以前に計算した、売上高営業利益率については以下のとおりでした。
(積水ハウス)売上高営業利益率:7.62(%)
(大和ハウス工業)売上高営業利益率:8.65(%)
よって、どちらも本業以外でうまくいっている事はなさそうですね。