まいにち診断士 2022/04/16
【2次試験対策】
本日は、事例Ⅳ でおなじみの「収益性分析」です。
「凸版印刷」と「大日本印刷」の売上高経常利益率を計算してみます。
問題
「凸版印刷」と「大日本印刷」の2019年度の有価証券報告書によれば、それぞれの「売上高」および「経常利益」は以下のとおりであった。
(凸版印刷)売上高:1,486,007(百万円)、経常利益:66,719(百万円)
(大日本印刷)売上高:1,401,894(百万円)、経常利益:63,786(百万円)
上記条件内で「売上高経常利益率」を計算し、その値のみで、どちらの収益性が高いか判断せよ。
答え
(凸版印刷)66,719/1,486,007 x 100 ≒ 4.49(%)
(大日本印刷)63,786/1,401,894 x 100 ≒ 4.55(%)
よって「大日本印刷」の方が「売上高経常利益率」のみから見た場合、その値が高いため、収益性が高い。
といっても、ほぼ同じですね。