まいにち診断士 2022/04/17
【2次試験対策】
本日は、事例Ⅳ でおなじみの「収益性分析」です。
「凸版印刷」と「大日本印刷」の売上高販管費率を計算してみます。
問題
「凸版印刷」と「大日本印刷」の2019年度の有価証券報告書によれば、それぞれの「売上高」と「販売費及び一般管理費」は以下のとおりであった。
(凸版印刷)売上高:1,486,007(百万円)、販売費及び一般管理費:233,723(百万円)
(大日本印刷)売上高:1,401,894(百万円)、販売費及び一般管理費:236,568(百万円)
「売上高販管費率」を計算し、その値のみで、どちらの収益性が高いか判断せよ。
答え
(凸版印刷)233,723 / 1,486,007 x 100 ≒ 15.73(%)
(大日本印刷)236,568 / 1,401,894 x 100 ≒ 16.87(%)
よって「凸版印刷」の方が「売上高販管費率」のみから見た場合、その値が低いため、収益性が高い。