まいにち診断士 2022/04/18
【2次試験対策】
本日は、事例Ⅳ でおなじみの「安全性分析」です。
「凸版印刷」と「大日本印刷」の流動比率を計算してみます。
問題
「凸版印刷」と「大日本印刷」の2019年度の有価証券報告書によれば、それぞれの「流動資産」と「流動負債」は以下のとおりであった。
(凸版印刷)流動資産:902,758(百万円)、流動負債:489,985(百万円)
(大日本印刷)流動資産:884,010(百万円)、流動負債:480,651(百万円)
「流動比率」を計算し、その値のみで、どちらの安全性が高いか判断せよ。
答え
(凸版印刷)902,758/489,985 x 100 ≒ 184.24(%)
(大日本印刷)884,010/480,651 x 100 ≒ 183.92(%)
よって「凸版印刷」の方が「流動比率」のみから見た場合、その値が高い( ≒ 短期的な支払い能力が高い)ため安全性が高い。
といっても、ほぼ同じですね。