まいにち診断士 2022/05/04
【2次試験対策】
本日は、事例Ⅳ でおなじみの「収益性分析」です。
「リンナイ」と「ノーリツ」の売上高営業利益率を計算してみます。
問題
「リンナイ」と「ノーリツ」の2019年度の有価証券報告書によれば、それぞれの「売上高」および「営業利益」は以下のとおりであった。
(リンナイ)売上高:340,460(百万円)、営業利益:34,422(百万円)
(ノーリツ)売上高:208,396(百万円)、営業利益:2,693(百万円)
上記条件内で「売上高営業利益率」を計算し、その値のみで、どちらの収益性が高いか判断せよ。
答え
(リンナイ)34,422/340,460 x 100 ≒ 10.11(%)
(ノーリツ)2,693/208,396 x 100 ≒ 1.29(%)
よって「リンナイ」の方が「売上高営業利益率」のみから見た場合、その値が高いため、収益性が高い。
この指標には差があると言ってよさそうですね。