まいにち診断士 2022/05/10
【2次試験対策】
本日は、事例Ⅳ でおなじみの「効率性分析」です。
「リンナイ」と「ノーリツ」の総資本回転率を計算してみます。
問題
「リンナイ」と「ノーリツ」の2019年度の有価証券報告書によれば、それぞれの「総資産」と「売上高」は以下のとおりであった。
(リンナイ)総資産:450,486(百万円)、売上高:340,460(百万円)
(ノーリツ)総資産:199,305(百万円)、売上高:208,396(百万円)
上記条件内で「総資本回転率」を計算し、その値のみで、どちらの効率性が高いか判断せよ。
答え
(リンナイ)340,460/450,486 ≒ 0.76(回)
(ノーリツ)208,396/199,305 ≒1.05(回)
よって「ノーリツ」の方が「総資本回転率」のみから見た場合、その値が高いため、効率性が高い。