まいにち診断士 2022/05/11
【2次試験対策】
本日は、事例Ⅳ でおなじみの「収益性分析」です。
「日本郵船」と「商船三井」の売上高営業利益率を計算してみます。
問題
「日本郵船」と「商船三井」の2020年度の有価証券報告書によれば、それぞれの「売上高」および「営業利益」は以下のとおりであった。
(日本郵船)売上高:1,608,414(百万円)、営業利益:71,537(百万円)
(商船三井)売上高:991,426(百万円)、営業利益:-5,303(百万円)
上記条件内で「売上高営業利益率」を計算し、その値のみで、どちらの収益性が高いか判断せよ。
答え
(日本郵船)71,537/1,608,414 x 100 ≒ 4.45(%)
(商船三井)-5,303/991,426 x 100 ≒ -0.53(%)
よって「日本郵船」の方が「売上高営業利益率」のみから見た場合、その値が高いため、収益性が高い。