まいにち診断士 2022/05/15
【2次試験対策】
本日は、事例Ⅳ でおなじみの「安全性分析」です。
「日本郵船」と「商船三井」の自己資本比率を計算してみます。
問題
「日本郵船」と「商船三井」の 2020年度の有価証券報告書によれば、それぞれの「総資産」、「自己資本」は以下のとおりであった。
(日本郵船)総資産:2,125,480(百万円)、自己資本:625,333(百万円)
(商船三井)総資産:2,095,559(百万円)、自己資本:577,783(百万円)
上記条件内で「自己資本比率」を計算し、その値のみで、どちらの安全性が高いか判断せよ。
答え
(日本郵船)625,333/2,125,480 x 100 ≒ 29.42(%)
(商船三井)577,783/2,095,559 x 100 ≒ 27.57(%)
よって「日本郵船」の方が「自己資本比率」のみから見た場合、その値が高いため、安全性が高い。