まいにち診断士 2022/05/17

【2次試験対策】

本日は、事例Ⅳ でおなじみの「効率性分析」です。

「日本郵船」と「商船三井」の有形固定資産回転率を計算してみます。

問題

「日本郵船」と「商船三井」の2020年度の有価証券報告書によれば、それぞれの「売上高」、「有形固定資産」は以下のとおりであった。なお、「有形固定資産」は建設仮勘定を除いた、期首と期末の平均値である。

(日本郵船)売上高:1,608,414(百万円)、有形固定資産:837,206(百万円)
(商船三井)売上高:991,426(百万円)、有形固定資産:1,097,045(百万円)

上記条件内で「有形固定資産回転率」を計算し、その値のみで、どちらの効率性が高いか判断せよ。




答え

(日本郵船)1,608,414/837,206 ≒ 1.92(回)

(商船三井)991,426/1,097,045 ≒ 0.90(回)

よって「日本郵船」の方が「有形固定資産回転率」のみから見た場合、その値が高いため、効率性が高い。

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