まいにち診断士 2022/05/19
【2次試験対策】
本日は、事例Ⅳ でおなじみの「安全性分析」です。
「日本郵船」と「商船三井」の固定比率を計算してみます。
問題
「日本郵船」と「商船三井」の 2020年度の有価証券報告書によれば、それぞれの「固定資産」および「自己資本」は以下のとおりであった。
(日本郵船)固定資産:1,586,748(百万円)、自己資本:625,333(百万円)
(商船三井)固定資産:1,768,559(百万円)、自己資本:577,783(百万円)
上記条件内で「固定比率」を計算し、その値のみで、どちらの安全性が高いか判断せよ。
答え
(日本郵船)1,586,748 / 625,333 x 100 ≒ 253.74(%)
(商船三井)1,768,559 / 577,783 x 100 ≒ 306.09(%)
よって「日本郵船」の方が「固定比率」のみから見た場合、その値が低いため、安全性が高い。