まいにち診断士 2022/05/26
【2次試験対策】
本日は、事例Ⅳ でおなじみの「安全性分析」です。
「東日本旅客鉄道(JR東日本)」と「西日本旅客鉄道(JR西日本)」の流動比率を計算してみます。
問題
「JR東日本」と「JR西日本」の 2020年度の有価証券報告書によれば、それぞれの「流動資産」と「流動負債」は以下のとおりであった。
(JR東日本)流動資産:898,406(百万円)、流動負債:2,032,849(百万円)
(JR西日本)流動資産:533,678(百万円)、流動負債:590,627(百万円)
「流動比率」を計算し、その値のみで、どちらの安全性が高いか判断せよ。
答え
(JR東日本)898,406/2,032,849 x 100 ≒ 44.19(%)
(JR西日本)533,678/590,627 x 100 ≒ 90.36(%)
よって「JR西日本」の方が「流動比率」のみから見た場合、その値が高い( ≒ 短期的な支払い能力が高い)ため安全性が高い。