まいにち診断士 2022/06/01

【2次試験対策】

本日は、事例Ⅳ でおなじみの「収益性分析」です。

「アシックス」と「ミズノ」の売上高売上原価率を計算してみます。

問題

「アシックス」と「ミズノ」の2021年度および2020年度の有価証券報告書によれば、それぞれの「売上高」および「売上原価」は以下のとおりであった。

(アシックス)売上高:404,082(百万円)、売上原価:204,250(百万円)
(ミズノ)売上高:150,419(百万円)、売上原価:89,821(百万円)

上記条件内で「売上高売上原価率」を計算し、その値のみで、どちらの収益性が高いか判断せよ。


答え

(アシックス)204,250/ 404,082 x 100 ≒ 50.55(%)

(ミズノ)89,821/150,419 x 100 ≒. 59.71(%)

よって「アシックス」の方が「売上高売上原価率」のみから見た場合、その値が低いため、収益性が高い。

ちなみに、
売上高売上原価率 + 売上高総利益率(粗利率)= 100% となるので、

「売上高総利益率」については、それぞれ以下のようになりますね。

(アシックス)49.45(%)
(ミズノ)40.29(%)

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