まいにち診断士 2022/06/11

【2次試験対策】

本日は、事例Ⅳ でおなじみの「効率性分析」です。

「アシックス」と「ミズノ」の有形固定資産回転率を計算してみます。

問題

「アシックス」と「ミズノ」の2021年度および2020年度の有価証券報告書によれば、それぞれの「売上高」、「有形固定資産」は以下のとおりであった。なお、「有形固定資産」は建設仮勘定を除いた、期首と期末の平均値である。

(アシックス)売上高:404,082(百万円)、有形固定資産:27,945(百万円)
(ミズノ)売上高:150,419(百万円)、有形固定資産:35,145(百万円)

上記条件内で「有形固定資産回転率」を計算し、その値のみで、どちらの効率性が高いか判断せよ。



答え

(アシックス)404,082/27,945 ≒ 14.46(回)

(ミズノ)150,419/35,145 ≒ 4.28(回)

よって「アシックス」の方が「有形固定資産回転率」のみから見た場合、その値が高いため、効率性が高い。

アシックスは、有形固定資産を低く抑えている印象がありますね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です