まいにち診断士 2022/06/28
【2次試験対策】
本日は、事例Ⅳ でおなじみの「安全性分析」です。
ドラッグストア業界から「ウエルシアHD」と「ツルハHD」の流動比率を計算してみます。
問題
「ウエルシアHD」と「ツルハHD」の 2020年度の有価証券報告書によれば、それぞれの「流動資産」と「流動負債」は以下のとおりであった。
(ウエルシアHD)
流動資産:215,890(百万円)
流動負債:203,049(百万円)
(ツルハHD)
流動資産:309,782(百万円)
流動負債:210,216(百万円)
「流動比率」を計算し、その値のみで、どちらの安全性が高いか判断せよ。
答え
(ウエルシアHD)215,890/203,049 x 100 ≒ 106.32(%)
(ツルハHD)309,782/210,216 x 100 ≒ 147.36(%)
よって「ツルハHD」の方が「流動比率」のみから見た場合、その値が高い( ≒ 短期的な支払い能力が高い)ため安全性が高い。
この指標は、差が大きいと言ってよさそうですね。