まいにち診断士 2022/07/09
【2次試験対策】
本日は、事例Ⅳ でおなじみの「安全性分析」です。
Jリーグから「川崎フロンターレ」と「ガンバ大阪」の流動比率を計算してみます。
問題
「川崎フロンターレ」と「ガンバ大阪」の2022年1月期の決算書によれば、それぞれの「流動資産」と「流動負債」は以下のとおりであった。
(川崎フロンターレ)
流動資産:2,281(百万円)
流動負債:1,777(百万円)
(ガンバ大阪)
流動資産:514(百万円)
流動負債:1,447(百万円)
「流動比率」を計算し、その値のみで、どちらの安全性が高いか判断せよ。
答え
(川崎フロンターレ)2,281/1,777 x 100 ≒ 128.36(%)
(ガンバ大阪)514/1,447 x 100 ≒ 35.52(%)
よって「川崎フロンター」の方が「流動比率」のみから見た場合、その値が高い( ≒ 短期的な支払い能力が高い)ため安全性が高い。
この指標は、差が大きいと言ってよさそうですね。