まいにち診断士 2022/01/01
【2次試験対策】
本日は、事例Ⅳ でおなじみの「収益性分析」です。
「キリンHD」と「アサヒグループHD」の売上高販管費率を計算してみます。
問題
「キリンHD」と「アサヒグループHD」の2020年度の有価証券報告書によれば、それぞれの「売上高」と「販売費及び一般管理費」は以下のとおりであった。
(キリンHD)売上高:1兆8495億4500万円、販売費及び一般管理費:6417億6800万円
(アサヒグループHD)売上高:2兆277億6200万円、販売費及び一般管理費:5767億8900万円
「売上高販管費率」を計算し、その値のみで、どちらの収益性が高いか判断せよ。
答え
(キリンHD)6417.6800/18495.4500 x 100 ≒ 34.70(%)
(アサヒグループHD)5767.8900/20277.6200 x 100 ≒ 28.44(%)
よって「アサヒグループHD」の方が「売上高販管費率」のみから見た場合、その値が低いため、収益性が高い。