まいにち診断士 2022/01/06

【2次試験対策】

本日は、事例Ⅳ でおなじみの「安全性分析」です。

「キリンHD」と「アサヒグループHD」の負債比率を計算してみます。


問題

 「キリンHD」と「アサヒグループHD」の2020年度の有価証券報告書によれば、それぞれの「流動負債」、「固定負債」および「株主資本」は以下のとおりであった。

(キリンHD)流動負債:7374億7500万円、固定負債:6259億5000万円、株主資本:8385億円8400万円
(アサヒグループHD)流動負債:1兆6526億円、固定負債:1兆2689億円、株主資本:1兆5161億円2400万円

上記条件内で「負債比率」を計算し、その値のみで、どちらの安全性が高いか判断せよ。











答え

(キリンHD)(7374.75 + 6259.5)/8385.84 x 100 ≒ 162.59(%)

(アサヒグループHD)(16526 + 12689)/15161.24 x 100 ≒ 192.70(%)

よって「キリンHD」の方が「負債比率」のみから見た場合、その値が低い(負債の返済余力が高い)ため、安全性が高い。


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